窓の外を眺めながら…

3年12班の愉快な面々 20

8月16日の朝7時に東京駅にロング部のメンバーは集合した。日本でも有数の利用客を誇るターミナル駅は、お盆休みの早朝とは言え混雑していた。

名古屋方面行きの新幹線に乗り、一同は名古屋へ向かった。名古屋駅で降りて名鉄(名古屋鉄道)に乗り変えて約20分、愛知朝高最寄りの「中央競馬場前駅」に到着した。駅を降りて20分位歩いた小高い丘の上に、決戦の地『愛知朝高』はそびえ立っていた。

(新人戦は悔しい思いをしたけど、その同じ場所が舞台になるなんて…今度は絶対負けねぇぞ!)東京男子ロング部の心に飛来した共通の気持ちだった。

Eスは、体の奥から湧き出る得の知れぬ興奮に包まれていた。今で言うアドレナリンが溢れて来て知らぬ間に拳を握りしめていた。(やってやる!)

開会式が程なく開始された。お偉いさんの退屈な挨拶が終わると、いよいよ予選がスタートだ!

その日の午後から予選が始まった。
女子は京都と対戦したが67:41の圧勝だった。本日Eスは絶好調で31点の荒稼ぎ。特にロングシュートが面白い様に決まり決定率はなんと驚異の51%。(※因みにNBAの平均が44.8%)

試合終了のホイッスルと共に「ワーッ!」と肩を叩き合って喜んだ。

男子も大阪と対戦したがこちらも余裕の勝利の筈だったが、思わぬ落とし穴があった。

チームの大黒柱とも言えるセンターのKが、ジャンプして着地した時に足首をひねって捻挫をしてしまったのだ。後半、大阪の猛追を辛うじてかわした東京男子は、何とか決勝戦にこぎ着けた。

しかし、その代償は高かった。
「みんなゴメン。でも心配するな。明日は大丈夫だから…」

宿舎に着くとKの怪我を心配して皆がロビーに集まって来た。「今晩よく冷やして様子を見よう。」と監督が言うと皆は頷いた。「さあみんな座りなさい。」と言って監督は立ち上がった。

「今日は皆良く頑張った。我々の目標である男女同時優勝迄あと一勝となった。6月の新人戦の悔しさは忘れてないと思う。その悔しさをバネに死に物狂いに頑張って来たのを私はよく知っている。今まで頑張って来た成果を明日の試合で発揮しよう!」

普段は冷静な監督だが今日は珍しく熱く語りかけた。
「옛!」

いよいよ明日は決戦の日!
悲願の男女同時優勝は成し遂げられるのか…
乞う御期待…

3 COMMENTS

スラムダンク🏀

ケガしたエースの男子は悔しかっただろうね~💦 誰なんだろう?👀
あのキャプテンかな?
それで~男女同時優勝は出来たのかな?
やっぱり女は強いってことかな?

🏀

バスケは、当時4番が主将、5番が副主将と決まっていたので、それで行くと○べ君です。
にしてもケガしたっけな~🤣五年前は色々覚えていたのに、なんかちょっと忘れちゃったかも🤣

現在コメントは受け付けておりません。