この年になると“アンチエイジング”という言葉がやたらと目に留まります。「毎年誕生日が来て歳を重ねていくけど、いつまでも若くありたい」これは万人の願いですよね。
だけど無理なダイエットや若作りなんてしたくないし、永遠の若さなんてありえないし… そう考えると、年齢に抵抗する“アンチエイジング”より年齢とうまく付き合う“ヘルシーエイジング”がベターだと思うんです。
ヘルシーエイジングとは「そこそこ元気で楽しく自分らしく上手に年をとる」という“究極の老い方”。“無理をせずに自然体で楽しく健康的に充実した生活を送る”という考え方です。理想は分かるけど、年をとるにつれ焦りも出てくる。白髪が気になるし顔のシワやたるみも気になる。
若い頃と違い体型だって油断するとすぐぽっちゃりになっちゃう… 年をとると気になることが山ほど。それだけでもストレスになっちゃいます。だからこの際、それらをすべて認めてみてはいかがでしょう。だって、それは自然の原理で自分のせいではないのですから。若い頃の自分や他人とくらべるから気になるのであって、“今の自分”を認めたら気持ちも軽くなるのでは?
だからって何もしなくていいわけではありません。ヘルシーエイジングが求めるものは“健康”と“本来の自分の美しさ”そして“充実”。体に良いこと、心に良いこと、気持ちの良いこと、楽しいことを積極的にやってみて。
すると、あら不思議。頭も体も歳より若くなっていくんですって。これこそが自分らしい充実した人生だと思いませんか?