今日はハイキング。飯能市民会館の無料駐車場に車を駐車し天覧山と多峯主山(とおのすやま)をウォーキングだ。天覧山は197m、多峯主山は271mと標高が低いため、ウォーキングや散策にも手頃なコースとして人気です。
能仁寺から天覧山頂上までは20分程度、多峯主山(とおのすやま)頂上までも30分程度の距離です。
コースは整備されており、とても歩きやすい。スニーカーで大丈夫。ハイヒール・サンダル・革靴でも天覧山頂上ぐらいまでなら行けそうですが、あくまで自己責任で。
また分かれ道には行き先表示が完備されており、まず迷うことは無いでしょう。
古くは「愛宕山」と呼ばれていましたが、徳川5代将軍綱吉の時代に羅漢像を寄進したことから「羅漢山」となり、その後明治天皇が軍の演習を視察したことから「天覧山」という名称になりました。
頂上からは飯能市街が一望できるのはもちろん、奥武蔵・奥多摩の山々のほか、遠く富士山を望むこともできます。
多峯主山(とおのすやま)名の由来は諸説あり不明ですが、古代朝鮮と関わり合いがあるかもしれませんね。高麗の里も近いし…。
頂上には経文を書いた石が(何と1万2千個!)埋められてる経塚があるなど、古くから霊山と崇められてきました。
巨岩石の八幡神社や、枯れることの無い雨乞い池とか、常盤御前の墓伝説や旧主黒田家のお墓があったりと、何かと霊験あらたかな山です。
この周辺は名刹・史跡もたくさんありますが、トイレは天覧山中段の1カ所のみです。当然のことながら各自ゴミの持ち帰りは必須です。