子供って小さい穴に指を突っ込むのが大好き。アリの巣を突ついたり、服に空いた小さな穴をこじ開けたり、大人の耳に指を突っ込んだり、鼻をほじくったり… そこには、好奇心とはまた違った何かがあるようです。
そうなんです。実は人間は“穴があったらほじくりたい生きもの”なんだとか。デンジャラス! ちょっとちょっと、変なことを想像しないでくださいよ。
人間の“穴”の周りにはたくさんの神経が通っていて、空気に触れない中の部分は粘膜で覆われているんです。それをほじくると神経に刺激がすぐに伝わるから気持ちよくなるんですね。耳なんかその典型ですね。だからといって、むやみに耳掃除をするのは耳の老化を早まらせるだけですから気をつけて。
耳掃除が習慣になってる人って結構いますよね。綿棒や耳かきを突っ込んで、穴の奥から耳垢が取れた時は確かに気持ち良いけど、それってとても危険なんです。そもそも耳垢って奥にはないんですね。耳垢があるのは、せいぜい外側の1.5㎝ぐらいまで。それより奥は自浄されちゃう。
それなのに綿棒や耳かきで耳の奥までグリグリやっちゃうと、耳垢が押し込まれて塞がってしまうんです。お風呂上りだと水分を押し込んじゃう。奥まで入れたら絶対にダメなんです! 鼓膜が傷ついた日には聞こえなくなっちゃいますからね。そうでなくても、加齢で音を伝える能力が衰えてるのに… 洒落になりませんよね。
ちなみにアメリカの綿棒には「耳に入れるな」という注意書きが書かれているんですって。
そうそう、鼻を目いっぱい強くかむのも要注意。鼻をかんで鼓膜が傷つくケースもあるそうです。そろそろ人間も“穴があったらほじくりたい”から“穴があっても奥まで入れない”に進化しなければですね。
私も鼻を思いっきりかむ癖があり、その結果結膜下出血になる事があります。白眼の部分が真っ赤になりますが、放っておけば自然に治ります。それでも眼が真っ赤だと怖いので、結局眼科に行く事になりますが…。
結膜下出血は強く鼻をかんだり、便秘で力み過ぎたり、酒の呑み過ぎでもなるそうです。加齢と共に毛細血管も脆くなっているのでしょうか。寒く🥶なるので28期同級生もお気を付けて下さい。
う〜む…
題名が…笑