洋画や韓ドラを観る時、あなたは字幕派? 吹き替え派? 大多数の人は字幕派ではないでしょうか?
でも韓ドラを観ていて「なんだ?字幕がおかしい」と首をかしげた経験をお持ちの人もいるのでは? 在日は日本語もウリマルも分かるので、韓国映画や韓ドラには特に敏感なんですよね。私の場合、洋画はそもそも言葉が分からないので矛盾など感じませんが。
ただ、それは翻訳者のミスではないんです。本当にヘタクソな翻訳や誤訳もまれにありますけど、字幕にはルールがたくさんあって<セリフの内容をそのまま伝えられない仕組み>になっているんです。
まず、字幕は1秒間に4文字(以内)しか使えない。 今は業務用の字幕専用ソフトがありますが、昔はストップウォッチで全セリフの秒数をいちいち計っていました。この決まりは人間が1秒間に見られる文字数が4文字が限度だからだそうです。
次に縛られるのは行数と文字数。1行に入れられる文字数は15文字まで。そして並べられる行数は2行まで。
ですから、1枚の字幕は最大で30文字しか入れられないんです。もちろん句読点やかっこ、スペースなどをすべて含めて。
ついでに言うと表記も決まっていて、漢字は当用漢字のみ。その中でも難しい漢字はひらがな表記。翻訳会社や放送局によっては<僕>や<私>などもひらがなでなければならないんです。もうお手上げです。
最後に一番厄介なのが放送禁止用語や禁止文字。紙にすると数ページになります。これはもう覚えるしかない。特に気にしなければならないのは差別用語。絶対に入れてはならない。
他にも細かいルールがいろいろあって、翻訳者は大変。
韓ドラのオッパやアジュンマなんて放送禁止用語入りの長~いセリフを超早口で喋るから、頭をひねって、ひねって、ひねって絞り出すしかないんです。
というわけで映像字幕は<翻訳>というより、殆ど<創作>の域なんです。内容に沿った<表現の創作>。
もちろん吹き替えにも複雑なルールがありますが、 セリフをしゃべる吹き替えのほうがまだ作品に忠実といえるでしょう。
でも、やっぱり声優の大げさな演技より役者の生の声が聞きたいですよね。
それでも字幕派! という方は、ついでに字幕の表現採点などしてみてはいかがでしょうか? 翻訳する人によって表現が違うので、なかなか面白いですよ。
私は字幕派です。洋画はともかく韓ドラを吹き替えで観ていると体がむず痒くなります(笑) 翻訳の仕事は、こんなに頭も神経も使う細かい作業だとは知りませんでした。そして…勉強になりました。今度 山ちゃんの幻の手羽先🐔とスーパードライ🍺差し入れしますね~❣️笑笑
字幕スーパーは、創作!同感です。(^^)昔は、映画は🎬雰囲気重視?!圧倒的字幕盤派でした。特に、戸田奈津子の翻訳が素晴らしい。センスある。(笑)近年、DVD📀BD📀を家で観られる環境下、ボタン一つで表示切替出来る様になってからは、吹替版と字幕版両方とも楽しめて便利。
見比べて見ると、結構違うね。(^^)映画の見方も随分と変わって来ましたね。自宅に居ながらにして、大画面&ドルビーサラウンド再生!寝転んで楽に観れる様になると、字幕版より吹替版の方が楽に観れて、いつしか?吹替派(笑)良い時代ですね。(^^)
韓ドラブームの頃、韓国ドラマや映画の翻訳の仕事を多数の同年代の同胞たちが携わってましたね。字幕・吹き替えの仕事の内容はこの記事で初めて知りましたが、その道にはその道の細かいルールがあるんですね。ただ直訳すれば良いと思ってましたが創作の世界とは…。私にもできそうかな~?と簡単に思ってましたがそんな簡単な仕事ではないんですね。
私はその時の体調によって字幕か吹き替えかを使い分けしてます。
頭が冴えてて眠気がない時は字幕、眠気があってウトウトする時は吹き替えで。吹き替えだと取り敢えず耳でストーリーを追っかけられるから。
眠いなら最初から見るなっちゅーねん💤
私は字幕派です。
私は、その国の言語の響きや雰囲気を味わいたいと思っているので、吹き替えだともったいないと思ってしまいます。
洋画などで、英語圏の登場人物が英語を喋るのは当然ですが、たまに、その映画中に登場する一般のドイツ人、フランス人が英語を喋る作品に出会うと残念に思います。
フランス語や女性が喋る韓国語の甘えるような響き、ドイツ語の厳格な響き、男性が喋る韓国語の角張った響き、イタリア語の流れるような響き、ロシア語のどこか哀愁を感じる響き、陽気でリズミカルなスペイン語、どこか寒い北欧系の言語など、映画を観る楽しみのひとつです。
日本の古い映画などで、フィルムの劣化で会話が聞き取りづらい場合、字幕があると助かります。