手術が終わった夜、家内が娘たちを連れて来た。「アッパ、大丈夫?」と手を握る、顔を撫でる。まだ頭はもうろうとしているけど何となく鼻の奥がツンとした。「これ、先生がくれはった」と案外天然の家内がそんな話に割って入りレントゲン写真をくれた。
「ウワ〜!何これ、こんなんが入ってんの?痛そ〜」娘たちは顔をしかめる。確かに刺激が強い写真だ。「金具を留めるためのボルトが8本入ってるらしいで」とシラッと言う。
「オンマ、ようそんなことサラッと言うな」と娘たちは笑う。しばらく談笑して家族は帰っていった。病院食は…
判断はお任せします。笑
そして…ひざの手術なので、歩くことができません。ベッド用のコの字のテーブルが大活躍します。『コ』の間にベッドを挟む形で使います(あ、知ってるか)
このテーブルの上で食事をしたり仕事をしたりします。困るのがお風呂もそうですが、トイレです。全身麻酔をかけた後1〜2日は尿道に管を刺して漏れのないようにしますが、3日目辺りからはその管を外します。(外す時の微妙な感触は何とも…笑)その後で活躍するのがこれです。
シビン…です。
歩けないのでこれは必須アイテムです。欠点は溜まったら看護士さんを呼んで捨てて貰わないといけないこと…最初は恥ずかしいんです。特に若い看護婦さんが来ると下を向いて手渡しします。その都度「早くリハビリ頑張って自分でトイレ行けるようにしよう」と思います。
あ〜憧れの車椅子。自力で乗れるように頑張るぞ〜
つづく
ところで何でそうなっちゃったか知りたいな?
ちなみに私の息子は、6年前 お花見に行って酔っ払ってスケートボードに乗っちゃって足首の骨を複雑骨折、今でもボルトが入ったまま💦