私は地図を見るのが好きです。 日本の小学生は授業で地図記号を習うそうですが、 ウリハッキョでは当然ながら教えてはくれませんでした。 でも地図を見ていると「◎」は市役所、「卍」は お寺、「文」は 小・中学校など、教えてくれなくても自然に頭に入ってくるものです。
しかし、時代とともに地図記号の中には、もはや使われなくなっている記号があることをご存じですか。 例えば電報・電話局を表す記号や、桑畑を表す記号などは廃止になってます。 電電公社が民営化され、NTTになったことで使われなくなったのです。
時代とともに無くなった記号もありますが、近年に新たに生まれた記号もあります。
風車を表す記号や老人ホームを表す記号、そして近年は自然災害伝承碑を表す記号まで現れました。大規模な自然災害の教訓を継承するために作られたモニュメントのことですが、その中からあえて自然災害伝承碑を独自に表記したのは、阪神淡路大震災や東日本大震災などの影響が大きいとおもいます。
先日、南三陸沖の宿泊先のホテルのロビーに備え付けられている望遠鏡から、震災時に残された建物が見えました。 その建物が気になって翌日、その場所に行ってみました。
建物の周りは、また近い将来に来るであろう巨大地震や大津波に備えて、巨大な防潮堤が周りを取り囲んでいました。この鉄筋コンクリートの建物は、“民間震災遺構”として残されていました。
この建物のおかげで327人の高齢者と、この建物に逃げ込んだ近隣の住民が助かったそうです。
人の一生はせいぜい7~80年。 次に同規模の自然災害が起きる時まで、前の経験を語り継ぐには限界があります。そこで昔の人は石碑という形で、世代を超えた記憶の継承を図りました。私たちもこうした先人たちの叡智に、もっと謙虚に目を向ける必要があるのだろうと思いました。
自然災害伝承碑の所在は、国土地理院のホームページで簡単に確認することができます。
近所にはどんなものがあるのか是非一度、探してみてほしいと思いました。
自然災害伝承碑ですか~👀 なんとなくわかるような気がしますが、わざわざ探して尋ねる気はしません💦 気持ちが引っ張られるようで、少しビビりなんです😢
昔、東北の震災の一周で出版されたドキュメンタリー本をじっくり読んでしまって、しっかり「鬱」になった経験があるので~ ビビりなんです😢
記号は、知識として覚えておきます👀
震災で亡くなった方がいる建物は壊されたと聞きました。ここは亡くなった方はいなかったのですね。
そう考えると、少し複雑な気分です。
災害を語り継ぐ事が大切なんですね。
戦争や災害は体験していないけど、大きな地震は体験済み。
肝に命じます。