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「ロッキー」世界王者アポロ役、カール・ウェザーズさん逝く

先日ブログで、映画「ロッキー」のテーマ曲がリクエストされていましたが、ロッキーの1作目が日本で公開されたのは、1977年でした。 

主人公のシルベスター・スタローン演じるロッキー・バルボアと激闘を交えたアポロ・クリード役を好演したのがカール・ウェザーズさんでした。 

70年代のアメリカは、政治も経済も自信を喪失してた時期。そんな中で「ロッキー」はアメリカン・ドリームを体現していて、アメリカ国民の心を大いに鼓舞したと言える。

ロッキーの脚本を書いたのは、スターローンだと言うが、当初主役に有名俳優を起用することを断り、自ら主演する考えを曲げなかったために、資金が集まらず、低予算で作った映画だという。それでも成功したのは、アポロ役のウェザーズさんが果たした役割が大きかった。

憎い敵役ではなくダメでもともと、チャンスをかけるロッキーの心意気を真剣に受け止めて、リンクに立つ。アポロはチャンピョンのの貫禄とふてぶてしさがある一方、目が優しく愛嬌もある敵役だった。

続編では、アポロと再び対決しロッキーが勝利。3作目では時代の寵児になったロッキーが、挑戦者に敗れてしまう。アポロは「俺たちが戦った時、お前はトラの目をしていた」と、ハングリー精神を失ったロッキーを再起に向けて鍛え上げ、真の友となるも、85年公開の第4作目でアポロは、ソ連のボクサーに叩きのめされ、壮絶な死を遂げる。

ロッキーシリーズは2006年の6作まで続くが、最もヒットしたのはこの4作だという。

そんなカール・ウェザーズさんが2月、76歳でこの世を去った。スターローンは「彼がいなければロッキーはなかった」などとウェザーズさんの死を惜しんだ。

いい役者がまた1人、旅立ってしまった。

1 COMMENT

今でも生卵10個食べるのかな?

歳をとると優しい顔つきになるんだね👀 ロッキーと戦った時は、ものすごく強くて憎たらしい顔つきだったもんね💦👀 
で、ロッキーって6話まであったの?4話くらいで終わったと思ってた👀
見れば思いだすだろうけど、、
まさに、アメリカンドリームの映画だよね😊

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