卒業の春…再会の準備を始めよう

【投稿】イ・ヤング作「黄色い封筒」の公演で汗を流すー鄭世奈

この度、劇団青年座では海外現代戯曲シリーズとして初めて韓国戯曲の上演に取り組みます。作者のイ・ヤング(李羊九)氏は1975年生まれの劇作家で、2008年に水没した故郷の集落を舞台にした『ビョンバン』が新春文芸に当選し劇作家として活動を始めました。

米軍基地の町で働く売春女性たちを描いた『七軒峠』(ソウル演劇祭優秀作品賞、2013年韓国演劇ベスト7選定)、高校生たちの不安な心理を描いた『廊下で』(2014年評論家協会が選ぶベスト3選定)で、社会や歴史の中の弱者に焦点をあてた劇作で高い評価を得ています。

今回2009年に実際に起きた労働争議をモチーフに描いた『黄色い封筒』(レッドアワー受賞、2015年韓国演劇ベスト7選定)を通して過労死、やりがい搾取、非正規雇用、パワハラなどのニュースが溢れる日本の観客に、生きる意味を問いかけます。

そしてこの公演で在日コリアン4世の鄭世奈も出演します。まだ駆け出しですが、大いに注目したいところです。

【ストーリー】
2014 年春、京畿道ド安山市檀園区、ここはエスエム器械の労働組合事務所だ。組合員のビョンノやジホたちは、会社が推し進める整理解雇に反対し60日間のストライキを行った。しかしストは会社が雇った暴力団に鎮圧され、50億ウォンもの損害賠償請求をされてしまう。ビョンノとジホは多額の賠償金を負うことになり、ストに参加しなかった元組合員のガンホとも溝ができてしまった。
一方、組合の元役員ミンソンは3年前のストで不当解雇されたが、家族のために会社側の条件をのんで復職を果たしていた。
そんな折、ミンソンの息子が乗っているセウォル号が沈没したと知らせが入る…。

2 COMMENTS

無知は恥💦

YANGマンじゃなくて、羊九さんなんですね~👀
で、世奈さんは、どこの誰だか分かりません💦
後輩なの? 他の作品で話題になった方?
その辺、ちょっと疎くて知識が無い💦
だれか、教えてくださいなぁ~💦

西田敏行

三多摩の後輩の娘さん。朝高出て頑張って青年座に入団した才能溢れる子です。青年座は西田敏行さんなど著名な俳優を沢山輩出してますね。
地元の娘さんなので応援してるよー📣ガンバレ〜‼️

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