【韓国】韓国国会総選挙、与党は惨敗か

韓国国会300議席（小選挙区254、比例代表46）を争う、4年に1度の総選挙が4月10日に行われた。

同日夕の投票終了後、KBSテレビは出口調査の分析に基づき、最大野党「共に民主党」とその系列政党が、改選前から議席を大幅に増やすとの情勢を伝えた。

保守系与党である「国民の力」の惨敗が濃厚となった。

選挙戦は、尹錫悦政権の「中間評価」と位置付けられ、国会で少数派の国民の力が第1党を奪取できるかどうかが焦点だったが、革新系の最大野党「共に民主党」などは選挙戦で「政権審判」を押し出して、攻勢を強めた。

与野党は、国民の関心が高い少子化や物価高騰への対策を主要公約に掲げたが、相手陣営の非難に終始し政策論争は深まらなかった。