窓の外を眺めながら…

【健康】つかの間の“ミクロの決死隊”

私の周りには、健康診断を長年受けていない友だちが何人かいる。その理由を聞いてみると、詰まるところ共通する主張は、“悪い結果を聞く”のが怖いのだ。

どちらかというと私はその反対だ。健康診断の結果が郵送されてくると、学期末に成績表をもらった小学生さながら、結果を心待ちにしている。まだ若い頃は、毎年のように健康診断に行っていたのだが、最近は2~3年に一回になっている。ところが今年はのんきに構えていられない事態が勃発した。 

春先に受けた健康診断の結果のうち「腸の内視鏡検査を受けてください」とある。あわわ。 そもそも、いや腸の内視鏡検査は避けてきてたというか、あまりいいものではない。今は検査の精度がはるかに向上したとは言うけれど、胃はバリウム、そして腸は超音波検査ぐらいでいいんじゃないかと本心ではそう思っている。 

しかし万事休すだ。もう四の五の言っている場合でなく、内視鏡検査を受けることとなった。 でも、ようやく予約が取れたのはその1ヶ月後であった。

皆さんも経験があると思うが、検査を受けた人がみな揃って言うのは、検査当日の朝、大量の液体を飲む苦しさ、これが一番辛いという。しかし覚悟して臨んだのだが、おやおや?検査6時間ほど前からくだんの液体(大腸内視鏡検査前処置用下剤 マグコロール300g入り1800mL)を飲み始め、90分以内に飲みきれと指導されたので、ゆっくり飲むのだが、思ったよりスルスルいける。俺の味覚は鈍くなったのだろうか?

しきりにトイレに通いながら、自分が排出するブツが回を追うごとに無色透明に近づくのを観察していると、ちょっと嬉しくなってくる、だんだん腸内が綺麗になってくるようで…。 でもトイレには20回行った。いい加減うんざりです。

さて、いよいよ数十分前から鎮痛剤の点滴が始まり、検察室に入ると若い男性の検査医だった。 こうして現場で技術を磨くのかな?と余計なことを思いながら、よろしくお願いしますと心の中でつぶやいた。

検査台に横たわると、大きなモニターが頭上の脇にあった。 ここに自分の腸内が映し出されるのか! 変に興奮してモニターを斜め下から凝視する体制をとる。

うねうねと続くピンク色のトンネル。内視鏡カメラの目になって自分の腸内を進んで行くのは子どもの時に観た“ミクロの決死隊”の気分だ。検査医が看護師に指示を飛ばした直後、ピュッと吹き出す液体が…
“えっ?”

すると洗濯バサミ(イメージ)が、3箇所パチパチと留まった。脅威の早業だった。自分の腸内なのに他人事のように感動する。 

後日、生体検査結果を聞きに病院に行くと、そのポリープはまあまあの大きさで、知らずに放置していたらちょっとやばい代物だった。

検査での指摘と適切な処置には本当に感謝しかない。 いまだに桜貝みたいなピンク色の長いトンネルが目に浮かび、近所の焼肉屋のシマチョウを食べると、あの時の検査のことを思い出す。

4 COMMENTS

バリウムも飲むんでしょう?💦

へぇ~ 検査好きなんですか?
私も、検査は苦手な方です💦 PPK(ピンピンコロリ)をもっとうにしてるので、いらん心配の時間は少なくしたいなぁ~と言う心境です😊
しかも、この写真を見ながらシマチョウを美味しそうに食べられる気がしない😢
でも、そろそろ検査しなきゃ、とも思ってます。

是非。

検査、受けない人ダメですよね~。今はそう思いますが、50歳まで受けたことありませんでした🤭職場での検診が始まってから受け始めましたが、結果を見るのが私も好きです。ワクワクします。まだの人は受けてください。是非。

健康カプセル!元気の時間

昨日もテレビでやってました。
特にガンは早期発見、早期治療が死亡リスクを減らす唯一の手段だと。
みんなも今年はしようぜ、そういう私もしてませんが…💦

もと優等生

投稿者とおなじ検査を二回うけたことがあります。興味本位で最初のうちは腸内を観察できたけれど、ほどなく麻酔がきいて二回とも寝てしまい「ミクロの決死隊」にはなれなかった。学生時代は学業成績がよかったのに、いま身体検査の成績は落第点ばかりです。とくにγ-GTPが…

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