【思い出】京浜東北線の車内で

今のこのご時世、最近の車内は静かですが、以前はぺちゃくちゃとうるさい人を大勢見かけました。

この話は朝のラッシュ時の京浜東北線内での話です。私は座っていましたが、３名ほど挟んだ右隣でご老人が大声で怒鳴っている。混雑していて顔も確認できなければ、何に怒っているのかも分からなかった。すると１０分ほどして、さらにヒートアップした怒鳴り声が聞こえたかと思ったら、そのご老人がいきなり座席から立ち上がった。

手すりにぶら下がっているご老人よりも、２０センチ以上も背の高い若者に向かって車内に響き渡るほどの大声で「おまえっ、何度言えばわかるんだ！！！イヤホンから音楽がガンガン漏れているんだぁ～！！！」「どういう教育を受けてきたんだ～お前は～！！！」と言うなり、いきなり若者のイヤホンを引っこ抜いたのだ。

どう見てもケンカすればご老人が負けるのは一目瞭然だ。するとその若者は謝りもせず、怒りもせずにボリュームだけ下げて、またイヤホンを付けて、平然と立ちすくんでいる。

勇気あるご老人だったけど、その若者も無関心を決め込むところが、それなりに不気味でした。謝るなり、その場を離れるなりすればよいものを～💦

しかし勇気のあるご老人です。自分ならどうするかな？？？　あ～、変な世の中です。