今年最後の「金剛山歌劇団の公演」をみる

今年最後となる金剛山歌劇団の公演を観に会場へ足を運んだ。実はあまり乗る気ではなかったんだけど、今年最後の公演だからぜひ見てよ！という同級生の半ば強引な？誘いもあって、重い腰を上げ観覧することにした。

今年は新型コロナが猛威を振るい、金剛山歌劇団の公演は数えるほどしか行われなかった。劇団員も生活苦にあえぎ退団する若手も何人かいたそうだ。そんな中でも新しい演目を考え、編曲・アレンジしていく作業を地道にこなしていったそうだ。

初演の公演は見てないけど、会場の場所、同胞のリクエスト、曲の流れや公演後のアンケートなどを見ながら、公演の演目や舞踊などの動き、また音楽の旋律に変更を加えながらその都度、直しているとのこと。そういう意味では今夜の公演が今までの公演の中での最高の仕上がりといってもいいのではないかなぁ。

公演後、近くの居酒屋で公演の労をねぎらう。

今年最後の公演をやり切ったという満足感なのか安堵感なのかはわからないが、いつもは酔っ払いおじさんにしか見えない彼の顔が、今夜はやけに明るく見えた。少しアドレナリンが出ているのかなあ。

ちなみにこの同級生、独身です。いい人がいたらよろしくお願いします。