最初の1週間は先生達の授業を参観して、2週間目から実際に授業を行う。もちろん、授業をするための『教授案』を作成して担当の先生の指導を仰ぐのだが、個々の先生によって厳しさも違う。
ある英語の女子先生は非常に美人で、如何にも英語の先生と言う雰囲気を醸し出していたが、指導は鬼のよう。担当の外国語学部の同級生は、美人の先生でラッキーと喜んでいたが、何回もやり直しをさせられて泣きそうになっていた🤣🤣🤣
私はと言えば教授案を持って行けば、「いいんじゃないですか?」と二つ返事でOK。何故か分からぬが、いつも一発で合格をもらえた。
(俺って才能あるんじゃね?)
と錯覚する程すんなりOKが出たが、後で聞いたらこの先生、専攻は全然違ってて、それなりの形が出来てたら良しとしようと決めていたみたい。
そんな最中、学生達が班の団結を固める為に班委員の一泊の合宿をしたいと申し出て来た。高先生は「ソンセンニン、事故の無いようにお願いしますよ」と案外すんなり許可を出してくれた。
合宿当日。
班長を始め宣伝部長、組織部長、学習部長、ウリマル部長、文化体育部長、厚生部長及び副部長達が机を並べて班の現状を真剣に…な訳がなく、炊事場では女子がキャッキャ言いながらカレーを作ってるし、男子は女子にちょっかい出したり教室で野球をやり出したり…まるで中学生のようで。
それでもご飯を食べた後は真面目に…な訳なく、女子達が「ソンセンニンはどの高校出身ですか?」とか「ソジョは何かしてたんですか?」とか「何の科目教えるんですか?」とか…💦
「お前らな〜、初日に自己紹介でソンセンニンが話したやろ?」と班長が呆れながら話すと「そやかて、その時遅刻したから聞いてなかったし…」と女子が言い訳をすると他の男子が「せやからハッキョには遅刻しんと来なあかんねん。どアホ!」と罵倒すると「なんやねん、あんたかて遅刻の常習犯やろ。あの日も遅刻しとったやないの!」と言い返すと「ア…アホ…お前、ホンマにしばくぞ」と声を荒げる始末。
「まぁまぁ、しゃあないな。じゃあ仕切り直しでソンセンニン、もう一度お願いします」と班長が間を取りもち私がもう一度自己紹介をする始末。何はともあれこんな調子でグダグダの合宿の夜は更けていった。
結局やった内容と言えば自己紹介でお互いの顔と名前が分かったと言う事と、急に決まったゲーム「フィーリングカップル」で全員が相手を私に指名してくれた事。その後何故か노래모임が始まり最後は「学生時代」の合唱で終わった。
ただ言えるのは、この合宿を通して学生達との距離がハッキリと近づいた事だった。
続く
教育実習の思い出(1)
わけわからんけど、仲良くなれて良かったね😢
そして、その後教員になったのは居たのかな?
まぁ~しらんがな💦
え、大阪の朝高は男女共学?てゆーか同じクラス?
いいな~🤣