春のうららかさを感じよう

『ラグヨ』に隠された南北離散家族の悲哀

カンサネさんのアボジは現在の北朝鮮にある咸鏡道の出身だが、オモニは韓国側の忠清道出身である。解放後、結婚して咸鏡南道に移り住み、1949年に長男を産んだ翌年に、朝鮮戦争が勃発。夫とは生き別れ、息子を連れて命かながら南に避難されたそうだ。

また同じく、カンサネさんのお父さんも大混乱の避難の最中に妻子と生き別れになり、南側に逃れたとのこと。同じ痛みをもつ者同士、新たに家庭を築き、カンサネさんのお姉さんとカンサネさんが産まれたそうです。

1歳の時、母におぶられて避難してきたカンサネさんの父親違いの형님は、カンサネさんと年の差は14歳だそう。

カンサネさんといえば、1993年発表のデビュー曲『ラグヨ』が代表曲だ。

『ラグヨ』は南北離散家族の悲哀を物語る切ない歌ですが、この『ラグヨ』、そもそもデビュー前にオモニにプレゼントするために作った歌だったそうです。

2 COMMENTS

悲惨な民族だなぁ~

も~ 朝から目頭じんじん熱いじゃん👀💦
「ラグヨ」って、「だってさ~」くらいの意味?
しかし、だんだん戦争を知らない世代も多くなっちゃうから、この歌の感動も薄れて行っちゃうのかな?💦
 

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