春のうららかさを感じよう

지영이는 보았다 その3

上野駅舎から歩いてくるユミは雑踏の中でも一際目立っていた。170センチ近いグラマラスな容姿、そして目鼻立ちがスッキリ見えるメイク術によって、グラビアから飛び出してきたような感さえある。

「야ㅡ선배님 진짜 반가워요. 쎅씨한 매력은 여전하네요.」
「그래 지영도 좋아 보인다.」

挨拶の言葉が尽きないまま二人は歩きだした。
「우리 오늘 실컷 놀자. 밥도 술도 내가 쏠게.」
「아니, 도쿄에 오셨으니 제가 사야죠. 그런데 어디에 모실까?」
「내가 이미 정했어.」

私について来なさい的にユミは仲町通りの方を指差した…
「위하여〜ㅅ!」,「쟈〜ㄴ!」
ユミに導かれて入った韓国居酒屋で二人は乾杯した。「선배님 몸매 죽이네요. 남자라면 秒殺で반할걸요. 」

否定したり謙遜しないままユミは言う。
「지영이도 자기 매력을 알아야 돼. 너가 얼마나 이쁜데.」
内勤が惜しいと言いたげだが、お互い仕事についての突っ込んだ話は出来ない。養成過程を懐かしみ近況を交換する、それだけでも楽しかったし酒もすすんだ。

精算時、私が払うとすったもんだしたのは言うまでもない。そして二次会へと移行する。
「우리 재밌는데서 새로 마시자.」
「센다이에서 근무하시는데 우에노 번화가를 손금 보듯하네요.」
「하하핫, 잘 아는 언니가 하는 가게로 간다.」
「어머어머 코리안클럽이네. 꼭 한번 가고싶었는데.」
「잘 됐다. 교포손님도 있을거야. 장난 삼아 꼬셔볼가.」

チヨンは一瞬緊張した。が、どんな同胞たちがいるのか、そしてイタズラとはいえ彼らと接触する(かも知れない)興味が勝る。

平日程の賑わいがない仲町通りの、とあるビルの中へと二人は消えてゆく…

   続く

1 COMMENT

위하여

個人的には、170センチちかいグラマラスな容姿??に憧れます‼️笑笑🍷
女性同士でも코리안클럽に入れるんですか~?
冥土の土産に一度行ってみたいです(笑)(^-^;

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