卒業の春…再会の準備を始めよう

지영이는 보았다(第2弾)その10

로の意図を知る由もない店長は「성남씬 내가 가게를 옮길 때마다 수소문해서 찾아와줬어요. 나도 고마워서 많은 아가씨를 소개했는데 잘 안됐거든. 아가씨들은 성남씨가 남자취향 아니냐고 따지기도 했고」と思い出話をする。

홍は笑いながら「あの先輩は下ネタ好きのアブノーマルだけど、ゲイじゃないし。東北にいるから最初から諦めてたりして。」と応じる。ハナは、홍も김とかなり親しい間柄なんだと理解する。

로は「ハナも前に会ってるよね?」と彼女に話を振る。ハナは考える素振りをしたあと 「앗, 그래 맞다. 그때 우리 술 값 계산해주신 분이지요?」と思い出したとばかりに手を叩く。김をネタにした話はとめどないが、로は頃合いを見計らって別の話題に変える。

ハナは思いがけず김の話を聞き、無性にスマホを覗きたい衝動にかられてしまう。そして「화장실 갈래요」と言いながら席を立ちトイレに向かった。スマホを起動させると김は屈伸運動をしていた。そしてまたタバコを吸い始めるから困ったモノだ!アガシの喧嘩で最悪だった気分もとっくに晴れて、今の気分は心地よいくらいだ。

席に戻ると閉店の音楽が鳴り出した。支払いを終えた로は、小腹が空いたからハナも一緒にメシを食いに行こうよと誘った。ハナの時間割には無い、初めてのアフターのお付き合いになるが、彼女は何の迷いもなく彼らについて行く。向かった先は〈영순이네 포장마차〉という名の韓国食堂だった。

店内には가게が終わってはけて来た数組のグループがいたし、他店のアガシもいた。突然、食事中の男が「아니, 형님들이네」と言いながら立ち上がった。「다시 만나서 광영입니다.」 とかしこまるフリをする。로はパンチと膝蹴りのマネをしながら「懐かし〜」と彼をハグした。

店主らしき中年女性も로と홍に気づくや「아이고〜오빠들 진짜 밉다, 미워. 어디서 바람 피는지 수년만이네. 가네모토쌍도 못 본지 오래고」と言いながら駆け寄ってきては彼らと抱きあう。他の席に座っていたアガシたちも彼らに「久しぶり〜」と親しげに挨拶していた。

ハナがその光景に気を取られている正にその時、男が彼女のバッグからスマホを抜き取り、外に立っていた男に投げた。ハナが席にについた頃、スマホはハナのバッグに戻る。電光石火のその動きをハナは気付きもしなかった……

2 COMMENTS

イーサン

う〰️ん💦チヨンはまだぴよぴよエージェントですね🐥💦😁がんばれー

徳名77

홍は笑いながら「あの先輩は下ネタ好きのアブノーマルだけど、…」に大爆笑❗
ドンピシャなので☺️

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