春のうららかさを感じよう

吉祥寺を二人で歩く

亭主元気で留守がいい』とはよく言ったものだ。会社は緊急事態宣言で休みであるが、女房は3日で音を上げ始めた。家の中で亭主と四六時中一緒に過ごすのは結構ストレスが溜まるみたいだ。

テレビでは普段いないはずの亭主が原因で家庭内暴力や夫婦ゲンカ、ストレスによる幼児虐待などの事件が後をたたないので、なるべく家にはいないように工夫しているが、今回はお互い逃げ場がないのだ。このような暮らしを約1ヶ月間強いるのは正直、夫婦や子供も苦痛だろう。

そんな折、愛妻から「ねえ、近くの公園でも行かない?」とデートのお誘い。「近場も良いけど吉祥寺でも行ってみないか?」という私の逆提案に女房は二つ返事で「OK!」と即答だ。

愛妻と二人で歩く新緑の吉祥寺。「あ、この店まだあった!」「懐かしー!」「FUNKYは二人で来たよねー」と女房も大興奮。俺も吉祥寺は学生時代によく来たな…と一人昔のことを思いながら懐かしく歩いた。

子供が小さかった頃はよく家族で公園にも遊びに来たけど、こうやって二人で歩くのは何十年ぶりだろうか…

女房は足取りも軽く、率先して前を歩く。

お昼時、ちょうどお腹も空いたので吉祥寺の「いせや」で焼鳥とビールで乾杯だ。昼の生ビールはやはり旨い🍺

私:いやー。いせや、昔二人で来たよね、久しぶりだなー
女房:えー?私来たことないけど…
私:そうだった?…うそだ…一緒に来たじゃん
女房:アンタ、また違う女と間違えてるのね。この前の山手のドルフィンもそうだし…私、行ったことないし!!
私:・・・

みなさん。口は災いのもと。本当に注意してね…。