10月は秋の気配

【投稿】結婚披露宴での祝辞

先日、私が大変お世話になっている先輩の次女の結婚披露宴に参加した。私が某所に引越した時、近くに越して来たのがその先輩だった。 家族ぐるみの付き合いが始まり兄弟のように過ごした。その末娘がこの度、結婚したのだ。 

新郎もこれまた私が大変お世話になった大先輩の一人息子だが、残念ながら先輩はがんにより他界した。

他界した先輩は東京朝高サッカー部出身だったので、たくさんの高校や大学時代の同級生が参加して結婚式を盛り上げた。中でもいまは亡き先輩の友人であり、親友だった同級生のピーチが非常に良かった。朝高サッカー部の間柄で、学生時代のことや社会サッカーの思い出話を流暢に喋りながら、一言一言語りかけるスピーチに圧倒されながら、私は涙を流した。


スピーチを聞きながら思ったが、そういえば5月の結婚式場での高校時代の恩師の祝辞には正直、辟易した。

東天紅の結婚披露宴会場で、新婦がお世話になった先生ということで会場に現れた70を越えた丸刈りの元校長先生。もともとあまりスピーチは上手くないのだが、壇上に上がってスーツの内側からおもむろに原稿用紙を取り出したのだ。

そして祝辞が始まった。どこかの大会の総括報告ではないかと思うほど、抑揚もなければ、内容は何言ってるかわからない、そして時間も長いのだ。 もともと話下手ではあるが、せっかくのおめでたい席だから我慢をした。 

祝辞やスピーチで一番いけないのはそのサイズだ。話が長すぎたら聞く方が疲れてしまい、「おいおい、何をダラダラしゃべってんだよ、こんな要領の悪さだから、何をやらかしても評判が悪いんだよ」ということになる。

また長いスピーチは、どんな名言も失せてしまう。 良いスピーチはともかく短いし 要点が伝わりやすいのだ。 これが一番なんだけどね。 結婚式なら私は1分ぐらいで終わらせて欲しいと思う。それを実行したら聞いてる人は納得するものだ。

「 結婚おめでとう。私は嬉しいよ。 泣きたいぐらい…」 それぐらいでよろしい。

2 COMMENTS

センスの問題かなぁ?

ついつい気合いが入って、長話をしちゃうんだけど、下手くそだと、聞いてる方は辛いですよね😰
私も、なるべく要領を得て、短めを心掛けてます👌が、まだ祝辞は述べた事無いです🤭

猫に鈴

亡きアボジの代わりに友人達が盛り上げた。良い話しですね。

長いスピーチはホントに迷惑とおもいます。本人は「良いこと言った」と自己満足なんでしょうか。誰か言ってあげたら良いのに。ま、悪気は無くお祝いの気持ちがあるのだろうから、知り合いなら我慢します。🤭

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