若く楽しく美しく(25)－秋にご用心

秋と聞いて思いつくのは？ 食欲、読書、運動、そのほかいろいろありますよね。 爽やかで涼しくておいしくて…　秋は一年で一番過ごしやすい季節です。だけど、ちょっと待って。秋になって急に食欲が増したり、強い眠気に襲われたり、疲れがどっと出てしまった人。もしかしたら、それは秋うつの症状かも。

「秋うつ？ そんな言葉聞いたことがない」という人多いんですよね。だって、昔から秋は 食欲の秋、スポーツの秋、睡眠の秋、読書の秋って言われているぐらいですから。体がだるくてやる気が起きないのも「夏の疲れが出たせい」だと昔から思われていましたしね。この“昔から”の症状を、現代の科学では“秋うつ”と呼ぶんです。

“秋うつ”とは夏が終わり秋になって心が沈んだり、だるくなったりする心の病気。その代表的な症状は“眠っても眠ってもまだ眠い、朝起きるのがだるい”過眠と“食欲が増加し食事や甘いものを食べ過ぎて秋に体重が増える”過食。他にも“午前中は気が落ち込んで、やる気が出ない”とか“秋になって体がだるい。倦怠感”などなど。秋うつは夏に元気だった人がかかりやすいそうです。

秋うつの原因は秋が夏よりも極端に陽ざしが少なくなるからだそうです。日照時間で人間が病んでしまうなんて、これも宇宙の不思議でしょうけど、秋も元気でいるためには日光の下で20分ぐらいウォーキングなどをして、食事に乳酸菌を取り入れることが大事なんですって。

だから秋にはキムチをたくさん食べましょう。