“体内時計”という言葉をよく聞くけど、はっきり言って分かっているようで分からない。体の中のどこにあるの? 周期は? 役割は? 体内時間の変化は? 童謡にもある“腹時計”とは違うの? などなどいろんな疑問が頭に浮かんできました。
調べてみると「なるほど~」の連発なんです。まずは体内時計についてお話しします。
体内時計とは、簡単に言うと体の中で昼と夜を計って「動け」「休め」って命令するもの。自分で意識しなくても日中は体も心も活動状態になって夜は休息状態になるのだとか。
ヒトの脳には時計細胞のDNAが組み込まれていて、そこから体の各部署に指示を与えるんですって。でも脳にあるのは元締めの“親時計”で内臓や皮膚、そのたすべての細胞に“子時計”があるっていうから驚きですね。
体内時計は大体1日24.5~25時間周期で、リセットしないとどんどんズレが出て時間が狂ってしまう。結果体調を崩してしまうんです。昼と夜が逆転する時差ボケなんか典型的な例ですね。加齢によっても体内時計は狂っていくそうなんです。
体内時計が狂うと不眠、老化、成人病、肥満、ガン、神経症、うつ病、認知症など体中の様々な病気を発症させるんです。腸に穴も空いたりするんだとか。
体内時計は毎日リセットする必要があるんですけど、それは朝決まった時間に起きて光を浴びること。そして朝食をちゃんと取ることだそうです。
夜寝る時間はあまり関係ないので、夜遅く寝てもいつもの時間にちゃんと起きることを心掛けてくださいね。休日も寝坊しないで朝はちゃんと起きましょう。