春のうららかさを感じよう

秋の妙義山 中間道・石門めぐり

赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられる妙義山。

妙義山は長い年月にわたり激しく浸食された山で、まさに奇勝と呼ぶにふさわしい山。この山は北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などの岩稜とは異なり、足がかりが少なく、あっても浅いため、毎年滑落事故が起こってます。ルートは何か所かありますが、今回は中間道から通じる石門巡りコースに挑戦です。

このルートは一般の登山者でも入れて、多くの登山者に親しまれているルート。金洞山に見られる多くの奇岩の景色は素晴らしく、自然の石が作り出すトンネル状になった第1石門から第4石門をくぐり抜け、大砲岩などの奇岩を巡るルートは変化に富み楽しい所です。

さくらの里 第1駐車場はトイレも完備し、400台の駐車が出来ます。駐車場から400mほど車道を歩いた所に、石門めぐり登山口があります。

登山口から登ると、いきなりの鎖場が現れますが。大きなアーケードの様な第一石門をくぐり、二石門、三石門、四石門へと登っていきます。

ちょっと、結構きついんですけど…💦

第四石門の前は、ひろい広場になっていて休憩するための東屋が建っています。

第四石門から少し登った所から「天狗のひょうてい」へ向かいます。天狗のひょうてい入り口と書かれた指導標に従い進むと、一旦下降し登り返します。

登り返す直前のトラバース箇所を通過し、5mほどの鎖場を登ると展望台の様な岩が正面に見えます。ここから岩をよじ登ると「天狗のひょうてい」に到着です。

そこは絶好の展望台となっていて、大砲岩が真正面に見えます。 

また横にある「胎内くぐり」にも挑戦してみてはいかがでしょうか。私は怖くて挑戦しませんでしたが。

登山道に戻り中間道を進みます。大岩壁のえぐられた所を歩き、さらに進んだ所では岩に頭がぶつかりそうなほどです。長い鉄階段を降りる所では、右手側が切れ落ちているため、高度感を感じます。

中間道をさらに進むと、休憩ポイントの東屋、中間道中間地点の「本読みの僧」、第二見晴、大黒の滝などのスポットが次々と現れます。

辻(奥の院下の分岐)への分岐がある第一見晴からは急登りとなり、簡単な鎖場を通過し高度を上げます。過去に滑落事故のあった難所の鎖場は、やや高度感があり難易度が高い所です。ここを通過すれば辻まであと少しです。

日時:2018年10月31日 駐車場→石門入口8:00→第一石門→第二石門→第三石門→第四石門8:30(休憩)8:45→大砲岩分岐9:00→天狗の評定→大砲岩分岐→金鶏橋分岐→本読みの僧→第二見晴→第一見晴10:00→辻10:10→妙義神社10:20→駐車場12:00着