春のうららかさを感じよう

【健康】花粉症がひどい時には「鼻うがい」を

春本番。スギ花粉が舞う嫌な時期になってきましたね。2月末から飛散し始めるスギ花粉、みなさんもずいぶん悩まされていると思いますが、アレルギー性鼻炎で何十年も苦労してる私の経験からちょっとお話をさせてもらいます。

花粉症で、毎年悩まされてる私は、スギ花粉のエキスを皮下に注射する「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」を何か月もの間やりました。でも量が増えるにつけ、ひどいアレルギー反応に耐えきれなくなって 免疫療法は断念しました。

何年か前には鼻の粘膜にレーザーを照射して神経を焼いてしまう治療も行いました。しかしレーザーで焼いた神経も結局は元通りに再生されてしまうので、効果があるのは2~3年ほどだったと記憶しています。

今でも鼻水がひどい時は、市販の鼻炎カプセルを飲む暮らしを続けていますが、一日2回ほどの「鼻うがい」で症状が低減するのを実感してます。鼻うがいとは鼻の中を、まさにうがいのように洗い流す方法で、鼻をかんでも出にくい粘り気のある鼻水や、スギ花粉やハウスダストなどのアレルギー物質を取りのぞく効果があるといわれています。

一般に鼻に水を流すというと、“ツーン”とした痛みを感じてしまいそうですが、いくつかのコツを知れば痛みもなく、安全に行うことができますよ。鼻の調子がイマイチよくないときや、風邪・花粉症対策に、鼻うがいを試してみませんか?

鼻うがいは風邪や花粉症の予防にもなり、健康維持のためにもおすすめです。風邪の予防といえば、外から帰って、“のどをガラガラとうがい”することが一般的ですが、実はこの方法では風邪予防には十分とはいえません。というのも、ウイルスや花粉が付着しやすいのは、鼻の奥の上咽頭といわれる部分で、のどのうがいでは上咽頭を洗い流すことができないからです。鼻うがいは上咽頭までしっかりと洗い流すことができますから、より効果的な風邪予防や花粉症対策になるといえます。

鼻うがいには少しコツがいりますが、慣れてしまえば簡単です。ぬるま湯500mLに対して、食塩5g、重曹2.5gを混ぜて、うがいすると効果的ですよ。 重曹がなければお塩だけでも大丈夫。

また抗菌処理した生理食塩水は薬局でも購入可能です。ドラッグストアなどで鼻うがい用の専用容器が販売されています。鼻の中の保湿にもつながりますので、感染症の予防効果も期待できます。

花粉症に毎年悩まされている方、ぜひ一度お試しあーれ!

2 COMMENTS

ティッシュ何箱?

私も花粉症が辛くて、昔 鼻うがいを頻繁にやってました。ポンプ式で、チューブを鼻に差し込んで、下を向きながら「あ~あ~あ~」と口を開けると、鼻から入った薬液が口から出るやり方でした。確かにすっきりして症状が軽くなったんですが、ついにはめまいがするようになって、怖くてやめました。やり方が悪かったのかな?😢

鼻うがいいいよ

口から息を吐きながらやったほうが、鼻にツーンとこなくて楽にできると聞きました。ポンプ式の鼻うがいの容器を買ってやってみて。

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