窓の外を眺めながら…

【健康】皮膚がんについて考えるー①

皮膚がんは一つの病気ではない

皮膚がんの治療は、悪性黒色腫(メラノーマ)、有棘細胞癌、乳房外パジェット病、皮膚付属器癌、血管肉腫、基底細胞癌などできる場所やその形態により異なります。

皮膚がんは「希少がん:人口10万人あたり6例未満の稀ながん」に当てはまります。そのため標準治療が確立されていない疾患が多く、適切な医療を提供していくために、個々の治療法を多職種で検討していきます。

皮膚がんは、年々増加傾向にありますが、皮膚がんに関することを調べても、あまり記載されていません。そこで今日は皮膚がんについて調べてみました。

「皮膚がん」について知っておこう

まず皮膚がんは、皮膚のどこから発生したかによって、病気も治療法も異なります。

このメラノーマは、皮膚がん?

「皮膚がんや悪性黒色腫(メラノーマ)」という言葉を耳にされたことがあるかと思います。小学生の頃にみた「巨人の星」で、爪の中に小さな星型のほくろみたいなのがメラノーマだったようなそんな記憶はあるでしょう。

でも「皮膚がん」というのは、特定の病気の名前ではなく、皮膚にできるさまざまながんの総称なのです。「メラノーマ」「基底細胞がん」「有棘細胞がん」などというものが、病気の名前です。

メラノーマと診断されて「このメラノーマって、皮膚がんなのですか?」「これは、悪性なのですか?」という質問がよく病院であるそうですが、悪性の腫瘍であり、治療をしなければ大きくもなりますし、転移もするれっきとしたがんであることを認識しましょう。

「取れば治る」の誤解

皮膚がんは、発生当初はちょっとした皮膚の変化だけで、痛みやかゆみなどもほとんどありません。そのため、皮膚の変化に気がついても「皮膚がん?まさかね」と思いながら放っておいてしまう人も少なくありません。また「皮膚がんは、取ってしまえばすぐに治る」と考えている人も多いようです。

皮膚がんが、皮膚の表面、わずか0.2mmほどしかない表皮にとどまっているうちならば、悪性度が高いといわれる皮膚がんの「メラノーマ」であっても、切除するだけで治療は終わります。

しかし、病気が進行してがん細胞が表皮の下にある真皮に入り込むと、転移する可能性が出てきます。その理由は、皮膚の構造にあります。

皮膚は表面に近い部分から、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。表皮は平均約0.2mmと非常に薄く、それが角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分かれています。その95%が角化細胞で構成されています。

角化細胞とは、表皮の最下層の基底層(基底細胞)で分裂して順次、皮膚表面へ移行し、最後は垢(アカ)となる細胞です。表皮の下にあるのが真皮です。部位によって異なりますが、平均約2mmの厚さがあります。

真皮は、コラーゲンなどのタンパク質から構成されていて、汗を分泌する汗腺や皮脂を分泌する脂腺、毛を取り囲む毛包、血管やリンパ管などが存在しています。

皮膚がんが転移するしくみ

表皮には血管がありません。がん細胞は血液やリンパ液に運ばれて転移します。なので、がんが血管のない表皮にとどまっているうちは、転移はしません。しかし、その下の真皮には血管やリンパ管が存在します。

がんが真皮に入りこむと、血管やリンパ管を通じてがん細胞がからだに散らばり、脳、肺、肝臓、腎臓などに転移する可能性が出てきます。皮膚がんによって命を脅かされることもあるのです。

また、転移はしていなくても、がんが広がってくると切除範囲は大きくなります。そうなると機能的にも整容的にも障害が大きくなりますし、切除したところを修復するために、ほかの部位から皮膚を移植するなど、体の負担も大きくなります。

なので、内臓にできるがんと同じく、皮膚がんにおいても早期発見、早期治療が非常に大切です。

このような症状には要注意

以下のような皮膚の変化があったら、すぐに皮膚科を受診したほうが良いでしょう。

  1. ここ数ヵ月で急に、ほくろが大きくなった、盛り上がってきた、出血した
  2. シミが急に大きく(6mm以上)広がってできた
  3. 左右非対称で縁がギザギザのほくろができた
  4. 爪に黒い線が入った
  5. 顔や手、お尻などにできた湿疹が、ステロイド軟膏を使っても2週間以上治らない
  6. 昔やけどをしたり怪我をした部分に湿疹のようなものができて治らない
  7. 陰部や肛門周辺などに、赤い斑点や皮膚の一部が白くなったような湿疹ができた
  8. 最近、頭をぶつけたところの、あざが治らない
  9. 以前リンパ節を郭清し、リンパ浮腫があった腕や足にあざのようなものができた

受診の結果、皮膚がんが疑われる場合は、さらに詳しい検査・診断ができるよう皮膚腫瘍の専門家がいる病院を紹介してもらいましょう。

紹介先については、日本皮膚科学会が皮膚悪性腫瘍に関する診療技術と知識をもつ医師を認定する「皮膚悪性腫瘍指導専門医」という制度があり、これも手がかりになります。

1 COMMENT

ケシミン😊

怖いね~💦
個人的には、皮膚がん、胃がん、大腸がんが気になってます😢
だって、まったく気にせず紫外線ばんばん浴びてるし、胃腸にもいっぱい負担かけてるし、うんこも調子悪い時もあるし~😢
でも、検査は怖いんだよね~🤦‍♂️ やらないといけないのは分かっているんだけど~💦👀

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