緊張したけど楽しかった教育実習も今日が最終日。クラスでの最後のホームルームがあって最後の挨拶をして解散となった。(なんか盛り上がりのない終わりだなぁ)とちょっと寂しい感情もあった。お別れ会も前日に終わっていた。これと言った盛り上がりもなく淡々と終わったのだ。
そんな時、このクラスで発言力のある男子が近付いて来て「ソンセンニン、今晩何か予定ありますか?」と聞いて来た。「うん、先生達の送別会があるけど8時位からは空いてるよ」と言うと「じゃあ식사모임しましょう」と言うと時間と場所を教えてくれた。
「店の名前は『庄屋』です」
「おいおい、それって居酒屋じゃないのか?」と言うと「ええからええから」とウインクをして離れて行った。
この日の晩の出来事は40年以上経った今でも鮮明に覚えている。
送別会を終えてほろ酔い気分で電車に乗り「布施」駅を降りて目指す店に入ると、すでに20人程の男女の学生達が集まっていた。テーブルの上には半分ほど減った生ビールが…
「ソンセンニン遅いから先に始めてるで」と既に赤ら顔の班長が話し掛けて来た。
呆れた私は「お前らなぁ」と声を掛けたが(ま、しょうがないか…)と諦めて「お前達小僧が俺と酒を飲もうなんて100年はえ〜ぞ!」と席に座ると女子が横に座り「ほなソンセンニン、駆けつけ一気やな」とジョッキを渡された…
2時間くらい過ぎたろうか?場も大分乱れて来た。
「おい태홍」と昼間誘って来た学生を呼んだ。
「もう時間も時間だし終わりにしようか?」と言うとそいつはニヤリと笑って
「先輩~(酔った勢いかソンセンニンじゃなく先輩と呼んでいる)夜はまだまだやでぇ」と言うと立ち上がり「二次会行くぞ〜」と気勢を上げた。
「オー!」
そして二次会へ…
女の子達は先に帰らせ、タクシーで鶴橋まで。およそ10人程で『マイ・ウェイ』と言うスナックになだれ込んだ。
(ここは行きつけなのか、ママさんとも親しい)
知ってる人間のボトルを片っ端から出す。
「おい、良いのか?他人のボトル…」
「先輩~、同級生のボトルは誰が飲んでもええねんて。また、同級生が自分のボトル飲んでもええの。同級生やから」と話してる最中に1人が「も…もう…もうアカ〜ン」と絶叫するとフロアの真ん中にフラフラと出てくると仰向けにひっくり返った。そして口から噴水のように…
周りは「ウワー」と言ってママと女の子はおしぼりを持って来た。
続く
へぇ~ とんだませたガキどもがいるもんですね~💦
ここで、毅然とした態度を取らないから、さらになめられちゅうんでしょうね💦
これ、今の時代なら大問題ですよね😢
そのゲロッパした学生が、救急車で急性アルコール中毒で、、、なんてなったら、ソンセンニムはどうするの?💦
高校になると、実習生は先生というよりは、何歳か上の先輩みたいな感覚なのではないだろうか?
高1の時、先輩がビール飲んでるのを見て中々ショックだったな~。可愛かったな~🤭