春のうららかさを感じよう

【国宝】青磁鴨形硯滴

鴨形の水滴である。蓮池で泳いでいる鴨なのか、蓮の茎を口にくわえている。突きでるように膨らんだ胸が独特である。

また羽根も一枚一枚が丹念に陰刻されている。高麗陶工たちの尋常でない技量が感じられる。

水滴だけに背に穴をあけて水を入れるようにしてあり、その上に蓮の蕾をさりげなく置いている。

高麗陶工の繊細な手つきと奥深い青磁の輝き、躍動感あふれる形で、まるで生きて動いている鴨を見ているようだ。

2 COMMENTS

俳句も読むのかな?

墨汁を作るために、硯に水をさす道具なんでしょう?
両班の優雅なお遊びの道具なのかな?
スポイトでちゅっちゅっって入れればいいのにね~👀

鴨くん🦆

う~ん、300円と言われれば、そんなもんかな。と🤣
ホントに美術品や骨董の価値がわからずごめんなさい。🤭

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