春のうららかさを感じよう

クラウドファンディングが終了しました

滋賀のウリハッキョを支援するため市民団体「朝鮮学校と民族教育の発展を目指す会・京滋」がプロジェクトオーナーとなり展開された、クラウドファンディングが8月31日に締め切られました。

寄付金は目標額の300万円を大幅に超える552万3,260円となりました。期間中は日本のみならず韓国や世界各地から958人が支援してくださいました。また主催団体の発表によれば、口座振替などでカンパした個人や団体を合わせると合計1064人が支援。支援の総額は797万760円にのぼります。

つながる支援の輪!

今回の取り組みについて「こんなにも多くの日本や海外の方々、また韓国の同胞たちが賛同し、多額の寄付が集まったことに感謝の思いです。ウリハッキョをはじめ長年にわたり一貫して支援してくださる方々がいたことが、ここまで大きなうねりをつくった要因だと感じます」と感謝の意を示したそうです。

この機会を弾みにして

「朝鮮学校は日本社会の民度を表す鏡だと改めて感じた」そう話すのは主催団体の事務局長です。今回のCFを通じ予想をはるかに上回る金額が集まったことに「ヘイトをまくしたてる人々もそうだが、それを許さないとする理解ある人々が今回は多く賛同してくれました。朝鮮学校に対する注目が高まっていることをすごく感じました」と感想を述べました。

支援した人々からは「時代錯誤的な行政のやり方に反対する」「子どもたちの学びは平等に保障されるべき」といった応援メッセージが多数寄せられたといいます。

事務局長は更に「今後はこの運動においてご理解くださった全国の方々にウリハッキョの情報や取り組みを継続して発信し、こういう多くの声を持って行政への交渉を続けていきたい。最終的には行政による公的な保障がなされるように今後の活動の弾みにしたい」と抱負を語りました。

応援してくれたみなさん、本当にコマッスンニダ。