春のうららかさを感じよう

毛無山から十二ヶ岳

山梨の河口湖からほど近いところに毛無山と十二ヶ岳があります。山梨には毛無山という名の付く山がいくつかありますが、こちらは西湖のすぐ近くにある山。となりに十二ヶ岳があります。その名の通り一ヶ岳から十二ヶ岳まで12のピークが存在します。

登山道入り口

毛無山までは登りが続くだけで危険な場所はありません。でも問題は毛無山から十二ヶ岳のルートです。だんだん激しい山道になっていきます。平坦な道は終わり、ロープを使っての登山となります。山道は狭く上りと下りの連続です。

三ヶ岳
六ヶ岳

一ヶ岳から始まって十二ヶ岳まで…ピークを登りながら数を数えます。

十一ヶ岳

そして十一ヶ岳です。

吊り橋と鎖場!そして恐怖で有名な吊り橋です。“ひとりずつ渡れ”という看板が、その怖さを物語っていますが、そこまで怖い橋だとは感じません。でもとにかく揺れます。

橋の先には道はなし。周囲にあるのはロープと岩だけ。ここから鎖場が続きます。道がないので登るしかない。

鎖場をクリアすると待っているのは絶景です。登山者は私一人。

おそらく登山者がいないのはこの登りにくいルートが原因だと思います。でも人がいないので絶景をのんびり堪能することができます。

十二ヶ岳から西湖を望む

十二ヶ岳からの下山ルートも絶景だらけでした。下山ルートは多少の鎖場はあったものの、そこまでハードではありませんでした。人がいないのでハイスピードで下山です。

思ったよりもきつい山でした。十二ヶ岳登山口近くに温泉があります。公衆トイレはひとつもない山なので、トイレが近い方は用心です。


2 COMMENTS

冬の稜線

投稿者さんは色々な山を登られていますね。十二ヶ岳は知りませんでした。
トイレが無いとのことで色々と思い出しました。山でもよおして設備が無い場合、我慢はしません。登山道からそれた森林などに分け入り、人目が届かないところで済ませます。男性の場合は「キジを撃ちに行く」、「女性の場合は「お花を摘みに行く」と仲間に伝えます。男性の場合はさらに大(おお)キジ、小(こ)キジに分かれます。女性は暗黙の了解ということで細かくは問いません。

面白いのは冬山です。テントを張るとテントから30m位の所にスコップで穴を掘りスコップを立てて目印を付けます。視界が利けば問題無いのですが、北アルプスなど昼でも吹雪いて零下20度以下に冷え込みホワイトアウトとなり視界が無くなります。その場合、テントから出る場合は身体にザイル(ロープ)を縛って無事テントに帰還できるようにして用を済ましに行きます。もちろん、目印のスコップなど雪に埋もれているか見えないので探しようがない。用を足す者は適当な場所で適当に済ませます。私たちはそれを地雷原と呼んで、帰還した者はどの方向に自分の地雷があるので注意などと楽しく話します。地雷を踏んでも問題は無い。カチカチに凍っているので踏んだかどうかも分からない。春に雪解け水と共に流されたり分解するのでしょう。ちなみに私の冬山は、2005年に同僚と登った南アルプス地蔵岳が最後です。
毛無山というと私は野沢温泉スキー場を思い出します。来年の3月末の平日に、同級生とガーラ湯沢に日帰りスキーに行きたいですね。

軽登山が好き

このブログには、私が知っている山登りさんではない山登りさんがいるんですね。
いつも命掛けですね。怖すぎです。

山のトイレの話し面白い。山でしか通用しませんね。居酒屋でキジを狩りに・・と言ったりお花を摘みに・・と言ったりしたら次からは呼ばれないでしょうから笑笑

今年のガーラはコロナで中止になったでしょうね。来シーズンはどうなるでしょうか⁉️

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