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文壇最後の無頼派ー伊集院静、逝く

昨年の11月24日、闘病中だった作家の伊集院静さんが亡くなった。 享年73歳だった。

伊集院静さんは、1950年生まれ山口県防府市出身の在日韓国人2世だ。大学を卒業後、広告代理店に勤務して、CMディレクターになった。一般女性と最初の結婚をするが1980年に離婚。 松原みき、松任谷由実、松田聖子、薬師丸ひろ子、和田アキ子らのツアーのほかファッションショーなども手掛けた。

作家としては1981年 「皐月」を発表し作家デビュー。代表作に「機関車先生」。山口県防府市を舞台とした自伝性の強い「海峡」三部作等がある。

1984年に、かつてカネボウ化粧品の「クッキーフェイス」のCMキャンペーンガールで一緒に仕事をした女優の夏目雅子さんと7年の不倫交際の後再婚したが、夏目さんは1985年9月に急逝。その後は篠ひろこさんの夫として芸能メディアを賑わせてきた。

俗に「飲む、打つ、買う」は男の甲斐性などと言うが「飲む、打つ、遊ぶ」の達人でもあった。

 昨年10月に肝内胆管がんとの診断を受け、治療と静養のため執筆活動を休止することを明らかにしていた。

見舞いの申し出は一切断っていたようで、最後は作詞家時代に近藤真彦に送った歌詞のように、ギンギラギンにさりげなくあの世へ逝ってしまった。

5 COMMENTS

嫉妬かな?

あまり好きじゃないけど、三部作は全部読んだ〜。でもなんでこんなにモテるのか分からん💦銀座の綺麗どころを連れて、湯島の焼肉屋でよく見かけた〜👀

子なきジジイ

つかこうへいと伊集院静はともに在日朝鮮人二世で作家、ネズミ男のような容貌なのに女性にモテました。冥福をお祈りします。

いつか公平に

在日を自負してたつかこうへいさんの名前は「いつか公平に」からとったと彼の自叙伝で知りました。「演劇ー熱海殺人事件」は自身の故郷韓国で上演したんだよね。立派です。

wiki抜粋

伊集院静は在日韓国人2世。出生当時の氏名は趙忠來で、日本に帰化した際に、西山忠来に変えたという。
「伊集院静」というペンネームは、とある広告代理店に入社予定になっていた女性のコピーライターにつけられるはずの名前であったという。本人は「趙」でいくつもりであったが、そこの社長が本名では仕事をさせないという考えの持ち主だったこともあって、「今日はこれでやってください」と渡された名刺に印刷してあったのが「伊集院静」だったという。以上ウィキペディア抜粋です。

遊び人

伊集院静、小説家、エッセイストとしと大好きでした。元々は朝鮮にルーツがあると知りただ応援していましたが、小説を読み大好きになりました。海峡三部作、お父やんとおじさん、機関車先生、なぎさホテル等々。全部好きです。あの顔で(失礼)花にも造詣が深く、そのアンバランスが又良いです。
とにかく残念です。合掌。

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