春のうららかさを感じよう

街ぶら探訪~多摩編⑨西立川駅周辺を歩くー立川市

今日はJR中央線の立川から青梅線に乗り換えて一つ目の駅「西立川」駅がスタートです。

「西立川」駅は、多摩地域で乗降客数がトップになった「立川」駅の次の駅の割には何も無い寂しい駅です。昔は駅の北側が「米軍立川フィンカム基地」だったので、この周辺の商店街はアメリカ軍のおかげで活気がありましたが、日本に返還後、昭和記念公園となったおかげ?で駅の北側は住民が一人も住んでおらず(公園ですから…)ちょっといびつな街になったように感じます。

電車が到着後、しばらくするとホームからはユーミンの「雨のステイション」のメロディーが流れてきます。

雨のステイション歌碑

松任谷由実さんの「雨のステイション」は立川に米軍の基地があった頃の話なんです。基地内にあった「スピード」というディスコで朝まで遊んだユーミンは、帰りにシトシトと降る雨の西立川駅で始発を待つ、自身の心情を詩にしたものだそうです。

歌碑

ユーミンのエッセイ集「ルージュの伝言」には「秋とか、冬とかだと、まだ真っ暗じゃない。霧がすこし深いわけ。信号の色で街じゅうが変わっちゃうのよね。信号が変わるたびに街が赤になったり、青になったり。アスファルトがぬれていて。だからグルーミーな景色というのがとっても好きなの。『雨のステイション』というのは、雨といってもザアザア雨じゃなくて、霧雨というか、シトシト雨で、西立川のお話なのね」と当時の心情を語っています。

八王子の呉服店の娘であるユーミンの歌には、中央フリーウェイなど多摩地域をイメージさせるものが多いのですが、この曲もそうです。私的には駅で流れるメロディのテンポが速すぎて少し不満ですが…。

JR西立川駅

「雨のステイション」の歌碑がこの駅を出た所にあります。改札口を降りて昭和記念公園口に向かって歩道橋を歩いた先のすぐ右手です。自筆の歌詞を自然石に彫ってありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。ユーミンをこよなく愛するファンには必見です。

もうひとつの「西立川」駅の自慢?は「青梅短絡線」です。 私は貨物引込線と呼んでますが、正式な名称は短絡線と呼ぶそうです。 簡単に言うと立川駅から西立川駅を結ぶ連絡線です。この路線があることによって中央線南武線青梅線の三路線がスムーズに移動でき、ダイヤを組む際に非常に大きな役割を果たしているとのことです。

青梅線の本線と短絡線

東京から直行で行ける特別快速青梅行き横田基地に運ぶ航空機・軍用機のジェット燃料もこの線を使っています。 上り下りの双方向可能な単線です。 これもまた鉄道ファンには必見ですよ。まあ関心がない方には普通の線路なんですけどね。

昭和記念公演は休園中

本当は昭和記念公園を紹介したかったんだけど、また今度の機会にします。


5 COMMENTS

まるで滑走路

ホームのメロディーが速いんですか?
そうか、原曲のままだと乗り遅れそうだからかな?笑
「雨のスティション 会える気がして
 いくつ人影見送っただろう♪」
ユーミンの感性、並みじゃない❗天才❗💕

♪「雨のステイション」

♪「雨のステイション」ユーミン
https://youtu.be/DOg2V-V3fjM

♪「雨のステイション」歌詞
作詞 作曲荒井由実 

新しい誰かのために
わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひと言を
季節は運んでく 時の彼方
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている
雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう

霧深い町の通りを
かすめ飛ぶつばめが好きよ
心縛るものをすててかけてゆきたい
なつかしい腕の中 今すぐにも
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている
雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう

雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう。

多摩地区は見どころ満載ですね。昭和記念公園も子供達の遠足で名前だけ知ってますがまだ行った事がありません。
紹介してくれた場所に行ってみたいです。

昭和記念公園に一度は行ってみたい!

昭和記念公園は天気予報でよく使いますよね。
去年12月27日昭和記念公園でマラソン大会20キロエントリーして中止になりました。残念!
3月7日までに延長になったんですね。

昭和記念公園一度行きたかったんです。
また、エントリーできたら再チャレンジしたいと思います。

思い出いっぱい🌸

昭和記念公園の⛲
秋桜畑と銀杏並木が大好きです。
一日も早く公園再開して欲しいですね💕

現在コメントは受け付けておりません。