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若く楽しく美しく(34)-スマホ症候群2 【ストレートネック】

スマホの病気で有名なのが“ストレートネック”。スマホの見過ぎで曲線を描くはずの首の骨がまっすぐになっちゃう症状ですね。

肩や首、背中、腰のコリや背骨の変形によるヘルニア、手足の冷え、頭痛、目の疲れ、吐き気、めまい、倦怠感、血行不良など様々な症状を引き起こす原因になってしまいます。ってここまでは殆んどの人がすでに分かっていますよね。

そもそも、ストレートネックになるということは、ずっとうつむいているということ。スマホを見る時に目の高さまで持ち上げて見る人はいませんよね。だってが疲れてもたないもの。スマホ台などを用いて見る人は別として、ほとんどの人は腕の楽な位置で首だけ垂れてうつむきながらスマホを見ています。そう、その姿勢がbadなんです。

なぜ? 重たい頭が重力に引っ張られて首下がり状態になってしまうから。だって頭の重さは体重の10%もあるんですよ。重力に頭が引っ張られると、首を通して全ての筋肉が緊張してガチガチになってしまうんですね。それでコリが生じ血液の循環が悪くなって脳や内臓にもダメージを与えてしまう。

でも、それだけじゃないんです。頭が垂れるということはも重力に引っ張れるということ。そうです。顔の筋肉が下に落ちてしまう。結果、たるみ、シワ、ほうれい線など老けた顔になっていく。そして、うつむいてスマホを見る時、知らず知らずのうちにあごが突き出てしまうそうなんです。

その体勢がクセになると口が開かなくなったり、噛み合わせが悪くなったり… 放っておくと生活に支障をきたすことになりかねません。

顔や頭、全身にまで影響を及ぼす。スマホでこき使わないで、もっと大事にしてあげましょう。