春のうららかさを感じよう

猪飼野ー追憶の1960年代⑤

祖母は洗濯をすると、必ず糊付けをした。そのシーツの上を、アイロン代わりに何度も何度も踏み続けるのが私の仕事、冬は足の底から冷えた。シーツばかりではない。祖母はどんなに寒い日でもパンツまで糊付けした。

湿気の多い日本の冬で糊付けのバンツはとても冷たく、堪忍してくれと言いたかったが、世話になっていたので言えなかった。

祖母の他界後、初めて韓国で冬を迎えたとき、同じように糊付けのバジャマを出された。

暖かいオンドルの上では、ばりっと糊付けされたパジャマは本当に気持ちよかった、同時に、祖母のことが思い出されて泣けてきた。

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次の世代へ糊付けの継承

オモニが元気だった頃は、必ずパリッと糊付けをしたシーツで寝ていました。
その糊もさらしや手ぬぐいで袋を作り その中に残った冷やご飯をいれて ゆっくりと揉みながら絞り出して作っていました。(遠い記憶ですが…)
中学校の夏から着た夏服の白のチョゴリもパリッと糊付けしてくれました。(この頃は、市販の洗濯糊を水で薄めて…)
オモニの他界後は、自分でチョゴリを糊付けしながら毎回オモニのことを思い出していたなぁ~(T^T)
この投稿を読んで 幼い頃の色々なことを思い出して胸がジーンと熱くなりました。

私も…二人の娘の夏服の白いチョゴリは
もちろんパリッと糊付けして着せました。
笑いながら「オンマ、オッコルムが自力でピンと立つのは私だけだよ。」と言っていたのを思い出しました。笑

パリパリ感がたまらない

私もパリパリのワイシャツで学校に投稿しました。
みんなに「紙みたい」とはしゃがれるのが嫌でしたが、今ではいい思い出です。
今では科学液体のりが主流になりましたが、よく残りのご飯で作ってましたね。

3日は続けて着た💦

糊付けかぁ~😊 うちのオモニも糊付け好きだったな~💕
パリッとした開襟シャツを用意してもらった日には~ よ~し 今日も頑張るぞぉ~となるんだけど、たまによれよれの開襟シャツだと、学校行きたいくないなぁ~💦となってた~😆
でも、ほんとに気持ち良いよね~ パリッと👍

何でも糊付け

うちは糊専用の鍋があったよ。

シーツを畳んで踏む、私も良くやりました。
オモニと向かい合わせになってシーツを引っ張りあいながらシワをのばしたり。
とても懐かしい思い出です。
オモニが縫ってくれた手ぬぐいの袋。
私も残りのご飯を煮て糊付けしました。
幼かった息子は糊の効きすぎたワイシャツを着てオンマこれ首が痛いよと言っていました。

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