クォン・ヘヒョインタビュー 私の心の中の朝鮮学校③

韓国俳優クォン・ヘヒョ、彼は大学時代に民主化闘争には加わっていませんでした。何の知識もなくウリハッキョに接して素直に感動した一市民。そんな人たちを集わせたのは東日本大震災でした。被災したにも関わらず日本政府からの救援物資も復興補助金も与えられなかったウリハッキョのために、同胞たちのためにと立ち上げた<モンダンヨンピル>。彼らは同じ思いを持つ芸能人、アーティストたちに呼びかけて韓国国内で1年間ウリハッキョのためのチャリティー公演を行いました。

その締めとなる東京公演。会場となった中野ゼロ大ホールは、同胞たちと心ある日本の人たちで埋め尽くされました。ホール内に入りきれない観客のために急きょロビーにモニターが設置され、ロビーまで客が溢れました。それでも入りきれず、後から来る人たちは入り口を通ることもできずに泣く泣く帰っていきました。

在日同胞たちは韓国にも自分たちを応援してくれる人たちがいることがうれしく、大きな力と勇気をもらいました。そして互いに気づきました。接しなければ何も始まらないと。会ってこそ理解しあえるのだと。