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若く楽しく美しく(60)ー夫婦の寝室

子供の頃、扉の閉まっていた両親の寝室は純真な幼心にも“深入りしてはいけない場所”というイメージがありました。母が居間にいて、寝室から父のいびきがうるさく聞こえてくるのにです。それでも“秘密の花園”に思えたのですね(笑)
ところで、あなたとパートナーの寝室は一緒? それとも別々?

若い頃はもちろん一緒ですよね。当然普段の生活の距離も近いはず。近すぎてケンカもたくさんしたのでは? だって元々他人ですものね。その後、長い時が過ぎ、片方が定年を迎えたりして夫婦で過ごす時間が増えた今も相変わらずパートナーとの距離は近いですか?

え? 近い? そうですか⤵ 実は長年連れ添ったパートナーとず~っと仲良く過ごしたいなら適度な距離感が必要なんです。

距離感が近いままだと息が詰まるし、お互い干渉も多くて気持ちがしらけちゃう。良かれと思ったことでも相手には負担になるかもしれません。それに男尊女卑の思想が残る東アジア圏では、男性は夫婦間にも無意識に上下関係を築いてしまって自分の主張を通そうとするんです。支配欲もハンパじゃじゃない。

当然女性側にはストレスがたまる。愛がストレスを上回るあいだは一緒にいられるけど、その愛が薄れれば残るのはストレスだけ。その結果、熟年離婚なんてことになっちゃうんですね。

程よい距離感を保てば1人の時間が増え、パートナーや自分を冷静に見ることができますよ。お互い干渉せずにやりたいことをやればストレスをためないで済みますし。何より心にゆとりができてパートナーを尊重できるようになる。

でも間違えないで。あくまでも“程よい距離感”です。距離感が離れすぎてしまうと、心が相手から離れて“自分”ばかりが先行し、気持ちが“赤の他人”になってしまいます。大事なのは寝室でもどこでもいいから“2人でいる時間をちゃんと作る”こと。そして“ちゃんと気持ちを伝える”こと。

心が通い合っていれば別に全てを共有する必要はないんです。1日の終わりに寝室で「ありがとう」とか「おやすみ」とか言い合える仲って円満だと思いません?

3 COMMENTS

トゥルースリーパーはサイズが中途半端

うちは今でも同じベッドで寝てますが…何か?笑

寝室別々。

ウチは各々部屋があるので別々に過ごします。不仲ではないです。この記事を読んでこのままでいいんだな、と思った。(笑)
今から2人で「コメダ珈琲」にモーニング食べに行きますよ。ククク…

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