前回からの続き。ケチなのは先輩のほう。なぜ? 理由はケチと倹約の定義。ケチと倹約って同じだと思っていたけど、実はそうじゃないんです。
辞書によると、ケチとは“金品を惜しがって出さないこと。こせこせと卑しいこと”。一方の倹約は“ムダを省いて出費をできるだけ少なくすること”だそうです。
要するに、いつでもお金を出したくないのがケチで、必要経費はちゃんと出すのが倹約家。倹約家は自己投資もちゃんとするんです。前出の場合、友人は倹約家で先輩はケチってことになりますかね。
ケチと倹約家の違いは人間関係、しいては人生にまで影響を及ぼします。だって、日本という資本主義社会でお金を使わないで生きていくなんて無理な話だもの。ケチは他人に依存しないと生きていけなくなっちゃう。
だから、つい他人に甘えちゃって、自分でも気づかないうちに「あわよくば他人の金を自分が使う」という根性が住み着いちゃうんですって。そのためなら卑屈にさえなれちゃう。
でも、人間関係ってそう甘くはない。いくら体裁を繕ってもすぐに見抜かれて、人から距離を置かれちゃいますから。まさに“金の切れ間が縁の切れ目”。人生を楽しく過ごすには“お金に対する姿勢”をちゃんとすることね。
たくさん持っていても倹約はこころがけましょう。だってお金は降って湧いてくるものではなく、あなたが必死に働いた代価なのですから。
昔ロックフェラーの会長がレストランに食事に行った時、ボーイにチップを1$あげたらボーイが「あなた程のお金持ちならもっとチップをくれてもいいんじゃないですか?」と不満を漏らしました。
すると彼は軽く笑いながら「だから君はいつまでもボーイのままなんだ。本当のお金持ちは必要な所にはお金を惜しまないが、そうでない所には出さない。お金の使い道を考えるんだ。だから私は財を成した」と言ったそうです。
今回のテーマでこの話しを思い出しました。
同じお金でもお金の使い方で、生きたお金、無駄なお金になるんですよね。
この歳になって今一度お金の使い方、改めて思いました。
お金は、蓄えていても、いつもチョッと足りない。凄く足りないときもチョイチョイ…。(^^)
以前、老後に必要となる金額(総額)が話題になりましたが、2,000万円❗️全くピーンときませんでした。そんな大金、タンスの中に現金で持ってる人、どんだけいるの?(笑)
正に、オレオレ詐欺の🦆ターゲットに⁉️
あったらあったで将来が、益々心配になります。蓄える事それよりも、私は稼ぐ手段を可能な限りキープしていたいとおもいます。それと、お金を掛けずに生活をエンジョイするシンプルライフを心掛けたい。我慢では無く、普段倹約しながらも趣味の為には、惜しまずパーッて使いたいです。これぞ、悠々自適。(^^)