ほくろと皮膚がん、どう違う?
皮膚が黒や褐色に変化するものとして、ほくろやシミ、脂漏性角化症(老人性いぼ)、基底細胞がん、メラノーマなどがあります。これらは、皮膚科医でも肉眼で見ただけでは区別がつかないことがあります。
その場合、ダーモスコピーという拡大鏡で細部を詳しく観察して、はじめて診断がつきます。それでもわからないときは、皮膚の組織を取って検査する「皮膚生検」を行う必要があります。
10年前からあるほくろでも、この数力月で急に大きくなってきた場合は、皮膚がんを疑います。しかし、これはほくろががん化したということではありません。 10年前からあったものが、今メラノーマと診断されたとしても、発生当時からメラノーマだったのです。
「これはずっと前からあったほくろだから」と自己判断せずに、急に大きくなった場合は皮膚科でしっかりと調べてもらうことが重要です。
さまざまな性格をもつ、皮膚がん
「皮膚がん」は、表皮のなかにある細胞ががん化したものを指します。それに対して、真皮から下にある組織ががん化したものを「肉腫」と呼びます。
同じように皮膚にできたように見える病気でも「がん」と「肉腫」では、発生した組織が異なります。さらに「皮膚がん」はどの細胞から発生したのかによっても、性格が異なり、それぞれ発症数も異なります。
表皮の基底層から発生したものが「基底細胞がん」です。皮膚がんのなかでは一番発生が多く、転移することはほとんどありませんが再発が多いがんです。
「有棘細胞がん」は、表皮のなかの有棘層ががん化したものです。高齢者の顔や手足などに発生することが多く、加齢とともに罹患者が増えていきます。昔のやけどの傷あとに発生することもあります。また、このがんは、特有の臭気を伴うのも特徴の1つです。
「乳房外パジェット病」は、汗腺の1つである「アポクリン腺」に由来するといわれています。外陰部や肛門周囲に多く発生し、ときに、脇の下などにも発生します。見えづらく、また人に相談しにくい部位だけに受診が遅れ、診断されたときには大きく広がっていることも少なくないがんです。
そして基底層にある色素細胞から発生したがんが「メラノーマ」で、爪にも発生します。ほくろと区別がつきにくく、病気の進行が早い、悪性度の高いがんです。
皮膚科で診るがんとして「血管肉腫」があります。正確な分類では「皮膚がん」ではなく「肉腫」に含まれ、血管の内側の細胞から発生します。高齢者の頭の怪我を契機に発症することがあり、非常にまれですが、悪性度は高く注意が必要ながんです。
自分の「がん」を知ることが治療への第一歩
このように、「皮膚がん」は、それぞれ発生母地が異なっており、皮膚のなかの何ががん化したかによって、病気の経過も治療も異なります。なので、これからがんに立ち向かっていくにあたっては、自分は何の皮膚がんなのかを知ることがとても大事なのです。
まとめ
皮膚がんは、ほかのがんとは違って、目で見ることのできるがんです。ほくろやあざが急に大きくなる、盛り上がる、くぼむ、などの症状がみられる場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
皮膚がんは、早期発見、早期治療が大切です。必要以上に怖がる必要もないので、気になることがあれば医師に相談してください。
また皮膚がんですか?👀 もう怖いよぉぉぉ~
一番恐れているのが皮膚がんなんだから~😢
検査に行くか?墓場まで持って行くか、最近真剣に考えてるんだけど~👀
でも、股間は心配ないと思う、、、、👀
顔にニキビができて触ってしまいかさぶたに。
かさぶた取る→血が出る→かさぶた取る→血が出る。なんども繰り返していると、それは大きなホクロの様なものになってしまった。それから40年以上。
皮膚ガンね~。取ろうかな~。皮膚ガンでしにたくないけど、手術代払うくらいなら焼肉食べに行きたいしな~。🤭
私の知人も背中にあるあざを10年ほど前に取りましたよ。
やっぱりあまり大きいのは取ったほうが良いかもね。
歳をとると老人性イボも気になりますよね。
早めにがんになりそうな要素を取り除くっていうのも必要かもしれませんね
私が居眠りしていると孫が大きいホクロを「ピッ」と押します。ON・OFFのスイッチだと思っているんです。笑
そんな役割も兼ねているので、そう簡単には取り除けないけど、笑
ガンになりそうな要素か。取らなきゃな~。