街ぶら探訪～山手線沿線㉑くぼ地の痕跡を探して―新大久保

大久保という駅名はかつて大久保さんが住んでた屋敷があったから？または大きなくぼ地が存在したんでしょうか。今日はJR新大久保駅周辺を散歩してみたいと思います。

新大久保コリアタウン

駅を降りるとそこは日本最大のコリアンタウン。新宿からほど近く、2000年から続く韓流ブームの影響で、老若男女問わず連日多くの人が訪れる、東京を代表する観光街になりました。

メインの大久保通りには隙間なく店舗が立ち並び、一歩足を踏み入れると韓国料理の美味しそうな香りが、あちこちから漂ってきます。

ハングルで書かれた看板やK-POP、ほとんどのお店のスタッフは韓国人や外国人であったりと、もはや韓国ですね。

飛行機に乗らなくても韓国旅行の気分を満喫できます。遅くまで営業しているお店や24時間営業のお店も多いので、1日中活気が絶えない眠らない繁華街です。

ソウル市場

新大久保駅近くにある韓国スーパー・ソウル市場。

辛ラーメンと鍋のセット（笑）

韓国広場とYes mart

ここいら一帯は平地ですね、窪地の痕跡すらありません。そんな事を考えながら自然と職安通り方向に歩いてしまいました。

この通りにあるといえば言わずと知れた韓国食材が手に入る激安スーパー、韓国広場とYes martですね。

本家BORNGA

新宿職安通りにある본가BORNGAに来ました。こちらのお店は2階にあるので天気がいい日は、韓国特有の瓦屋根が映えますね。

本家は韓国で有名な料理研究家で実業家、タレントでもある백종원さんのお店なんですね〜。最近はバラエティ番組なんかでもよく見るので、ご存知の方多いですよね。

他に日本でも有名なセマウル食堂、鉄板料理店、ジャジャン麺のお店まで展開されているようです。

HOMIBING

とても暑かったので新大久保に戻り休憩タイム。普段は並んで入らないお店です。ソウル明洞で誕生したホミビンは、ふわふわ食感のかき氷が好評のデザートカフェ。

韓国のかき氷といえば「パッピンス」ですが、こちらでは繊細できめ細かな「台湾式かき氷」を食べることができます。ちなみにホミビン（好味氷）とは「好きな味のかき氷」という意味だそうです。

2016年に新大久保店を第１号店を出店して以来、日本国内でも若者や女性を中心に話題を集めています。注文したパッピンスは最高〜🤣店内は2階もあり、お洒落で広々とした寛ぎの空間です。

都立戸山公園

涼を求めて戸山公園に来ました。公園の敷地は明治通りを挟んで、大久保地区と箱根山地区に分かれています。地名としては、戸山二丁目・三丁目と大久保三丁目にまたがってます。

市街地化が進んだ今、このエリアの道路を東西に歩いても、少し勾配の上下があるだけのようにしか感じませんが、建物が少なく視界が開けていたなら、広く窪んだ底の平らな窪地の地形が一望できたのかもしれません。

こうしてみると、現在の大久保駅より東側の新宿文化センター付近が、大久保の地名の由来であることは間違いないように感じます。土地の形状が変わった現在は窪地の痕跡を探すことは困難ですが、独特の広い窪みには興味深いものがあります。

戸山公園の目の前が学習院女子大学、学習院女子高等科、学習院女子中等科の旧正門になります。