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【健康】人工甘味料は本当に安全か 

カロリーゼロのお菓子やジュースは、一時期かなりブームになりました。いや、今もかな?「カロリーがないのに甘い。だからたくさん食べれる!」なんて浮かれてた私は、ZEROというチョコをよく買っていたことがありました。今も人気のコーラ、ペプシNEXやコカコーラゼロなどの飲み物の全てには、人工甘味料が使用されています。

今年6月に日本経済新聞の一面に〈WHO「 甘味料を控えて」低カロリー、体重管理に貢献せず〉という見出しが載りました。記事によると〈低カロリーを謳った飲料や食品に使われる甘味料をめぐり、世界保健機関(WHO) が、体重管理や病気予防のための摂取を控えるように勧める指針をまとめた〉とありました。

人工甘味料は、砂糖の代わりに使用することで、カロリーや糖質の摂取量を抑えられるというメリットがありますが、摂り過ぎると、健康を害する危険性もあるのです。今日はそんな人工甘味料について考えてみたいと思います。

人工甘味料とは

そもそも人工甘味料とは、その名の通り、化学合成によって作られた甘味料(添加物)だ。砂糖の数百倍の甘さがあり、少量で味付けができるため、カロリーを抑えた砂糖の代替品として、清涼飲料水やガムなどさまざまな食品に使われている。

人工甘味料は、大きく分けると「糖アルコール」と「合成甘味料」の2種類に分けられる。商品に使用される際は、砂糖の甘みに近づけるため、複数の人工甘味料が併用されていることが多いのだ。

人工甘味料(合成甘味料)の種類

しかし誤解してはいけないのは、砂糖のように天然に存在しているものではなく、化学反応によって作り出されたものが「人工甘味料」だ。 代表的な人工甘味料は以下の通りだ。

アスパルテーム

アスパラギン酸とフェニルアラニンを合成して製造されるアミノ酸系の合成甘味料で、アミノ酸から作られるために体内で消化・吸収・代謝され、砂糖と同じ1g あたり4kcal のカロリーを生み出す。 しかし砂糖の200倍の甘みを持つことで、砂糖の使用量を減らせるため、摂取カロリーを抑えることにつながる。

アセスルファムカリウム

酢酸を原料として作られた合成甘味料でドイツで開発された。1gあたり0kcalでアスパルテーム同様、砂糖の200倍の甘みがある。甘みを感じるのが早い分、後味が残らないためすっきりとした甘さが感じられる甘味料だ。 アスパルテームと併用することでより砂糖の甘みに近づける。

スクラロース

砂糖(ショ糖)の化学構造を変化させて作られた合成甘味料で、イギリスで開発された。苦みや渋みはなく、砂糖に似た甘みを持つのが特徴で、1gあたり0kcalだ。また、砂糖の600倍という高い甘味度を持つ甘味料でもある。熱や酸にも強く、安定性が高いため、焼き菓子や製パンなどにも適しており、幅広い用途で使用できる。

サッカリン(サッカリンNa・サッカリンCa)

古くから砂糖の代わりとして使用されてきた甘味料。サッカリンは、砂糖の500倍ほどの甘みを持つ0kcalの人工甘味料だが、発がん性があるとして一時使用が禁止された。その後、安全性が確認され、日本でも指定添加物として厚生労働省から使用を認められている。後味が残ることと、多量に使用すると苦みが出てしまうという特徴がある。サッカリンは本来水に溶けにくい物質だが、水に溶けやすくしたのがナトリウムやカルシウムと結合させたサッカリンNa、サッカリンCaだ。

ネオテーム

アスパルテームの化学構造を変化させたものがネオテーム。砂糖の7000~13000倍、アスパルテームの約30~60倍の甘さを持つといわれている。ネオテームの食品に対する使用基準はいまだ設定されていない。

人工甘味料を使うメリット

人工甘味料を使う大きなメリットは、摂取カロリーを抑えられること。アスパルテームは砂糖と同じカロリーだが、甘さが強いため使用量は少量で済む。また、アスパルテーム以外の人工甘味料は1gあたり0kcalだ。十分な甘みがあるため、ダイエット中でもカロリーを気にせずに甘いものを味わえるといえる。

血糖値に影響しない

人工甘味料は「非糖質系」の甘味料なので、糖質が含まれていない。そのため、血糖値を上昇させないという特徴がある。通常、食品から摂取された糖質は体内で消化され、ブドウ糖に分解され、血液中に入ることで血糖値が上昇するが、人工甘味料には糖質やブドウ糖そのものは含まれていないため、血糖値は上昇しない。

むし歯の原因にならない

むし歯の原因となるのは、繁殖した細菌の塊である「プラーク(歯垢)」と細菌が発生させる「酸」だ。プラークの中にいる細菌の多くは、食べ物に含まれている糖質の一部を分解して酸を発生させ歯を溶かす。これがむし歯になる。砂糖はプラークの形成と酸の発生を促進する作用の高い食品であるため、むし歯の原因となりやすいが、人工甘味料にはこのような作用がないため、むし歯の原因とはならない。キシリトールなどの糖アルコールもむし歯を発生させない甘味料として知られている。

人工甘味料のデメリットとは

人工甘味料には、摂取カロリーを控えられることや血糖値に影響しないことなどメリットが多いなか、デメリットもある。

甘さに対する依存が高まる

人工甘味料の強い甘みに慣れてしまうと、甘みに対する感覚が鈍くなってしまい、甘い物をより多く摂取してしまう。そのため、甘い物を断ったり摂取する頻度を減らしたりすることを目的としている場合は、人工甘味料の使用も控えたほうがよい。

肥満や糖尿病との関連性が報告されている

人工甘味料を摂り過ぎて、肥満や糖尿病発症の危険性が高まることが示唆されている。通常、人間は甘さを感じると血糖値が上昇するように条件づけられているが、人工甘味料を摂取した場合、甘い物を食べても血糖値の上昇が起こらないため、脳が混乱し食べ過ぎてしまう可能性が考えられている。また、最近では味覚を感じる細胞が腸管に存在し、甘みを感じるとインスリンの分泌を促進したり、腸で糖の吸収が促進されたりすることも報告されている。

腸内環境の悪化につながる

人工甘味料の多くは、消化・吸収されずに大腸まで届くので、腸内環境に悪影響を及ぼす危険性があるといわれている。人工甘味料を摂り過ぎることで、人間の体にも悪影響が生じる可能性が高いと考えられる。


砂糖の代わりに使用することでカロリーや糖質の摂取量が抑えられるため、ダイエットなどに活用したいのが人工甘味料です。しかし、摂り過ぎてしまうと逆に肥満や糖尿病のリスクを高めてしまうことにもつながってしまいます。基本的には安心して使える人工甘味料ですが、摂り過ぎに注意しつつ健康に役立ててほしい。

3 COMMENTS

アジ塩はあるけど、アジ砂糖は無いの?

人工って聞いただけでも、少し怖いよね💦
サッカリンは聞いたことある👂 名前からして怪しい💦
甘いの好きだから、これから気をつけよっと~👀

蝉しぐれ

昔は、チクロとか使われたような?
砂糖が高価だったから…
それがサッカリン?

脳がんばれ‼️

そんなぁ~💦
C.C.Lemon我慢して
キリンレモンスカッシュゼロcal飲んでるのに😭

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