10月は秋の気配

若く楽しく美しく(67)ー夜は黙って

あなたは就寝時に何を着ますか? パジャマ? 下着? 古風な浴衣とか?ちょっと透けるネグリジェとか? まあ今は寒いので、さすがに全裸で寝る人はいないでしょう。とりあえず、寝る時には何かを着て寝ますよね。

今や街行く人の中に口を隠さない人がいないほど、マスクが浸透しました。まるで口の洋服みたい。マスクをつけないで歩くのは裸で歩くぐらい恥ずかしいことのように思えてきちゃうから不思議です。ウィルスや花粉を防いでくれるマスク、どうせなら就寝時もつけてみませんか?

朝起きた時に、のどや口の中がカラカラだとか、ネバネバするとか、唇がカサカサだとか、そんな冬の乾燥が就寝時のマスク1枚で解決しちゃうんです。寝ている時に口から入る雑菌を防ぐので、虫歯や歯周病、それに風邪を予防する効果も。それに口呼吸がしずらくなるので、イビキ撃退にもつながるんですって。寝起きの口臭退治にもいいんです。

寝る時のマスクは自分の息が湿度を保ってくれるので、のども口内も唇も鼻も、お肌まで潤うんです。

でも寝る時のマスクは素材が大事。天然素材の薄手のガーゼや、綿、シルクのマスクで、耳にかける部分がきつくないもの。きついゴムだと耳が痛くなって眠りが浅くなっちゃいますから。天然素材のマスクなら何度でも洗って使えますし。息苦しいと思うなら、マスクから鼻を出しても大丈夫。誰も文句は言いませんよ。

逆に不織布のマスクはNG。医療用マスクもダメダメ。だって、天然素材じゃないし、高性能すぎると息苦しくなっちゃって睡眠に悪影響を与えちゃいますもの。昼間使ったマスクを使いまわすなんてもってのほかですよ。それと脂性の肌の人は避けたほうがいいようです。